・有きょく細胞がん
有きょく細胞がんは中高年に多く、70歳以上のヒフ患者が60%近くを占めています。
男性が女性の約1.6倍にのぼります。有きょく細胞がんは、紫外線の影響が大きいとされているがんで、顔や首、前腕、手の甲といった日光にさらされやすい部位に発生します。
やけどや外傷の傷跡、治りにくいおできや皮膚潰瘍、ヒ素やタールなどの化学物質も引き金になるとされています。子宮頚がんの誘因とされるヒトパピローマ(ヒト乳頭腫)ウイルスも、有きょく細胞がんの一部に関与していると考えられて
います。
初期は、直径約5mmの盛り上がりが生じ、表面にがさがさした皮膚ヒフが付着します。
やがて5mmを超える紅色をした大きな隆起となり、噴火口やカリフラワーのような形の腫瘍が生じることもあります。表面に潰瘍やびらんを伴ったり、膿をもって悪臭を放つ症状ケースもみられます。
有きょく細胞がんは、比較的早いうちから皮膚ヒフを越えて筋肉や骨に浸潤したり、血流に乗って肺や肝臓などに転移することがあります。

