子犬というのは、成犬に比べて病気に対する抵抗力が少ない分、病気に罹る可能性も高く注意が必要です。ほぼ全ての動物が、赤ちゃんの時期の死亡率が最も高く、危険な時期である事は犬も例外ではありません。また、環境が変わる、飼い主が代わるといった時期も重なる事から、子犬を購入後は特に注意が必要です。また高年齢期の犬に対しても注意が必要です。
▼皮膚病
大きく分けて、4種類あります。
バイキンによる細菌性。
ダニなどの寄生性ヒフ病。
カビを原因とする病。
アレルギー性、または内分泌異常や腫瘍などを原因とするもの。
たとえば、寄生性皮膚病の代表にあげられるのが「毛包虫症(もうほうちゅうしょう)」です。これは、動物の毛穴に棲みついた何十匹もの小さな寄生性ダニが原因となる病気で、好発部位は腕や顔、足などに出てきますがひどくなると全身に広がる事があります。多くの場合、非常に強い痒みが生じ、犬はしきりに体をかいたりかんだりするようになります。そうすることによってかき傷ができたり脱毛になったり、またこれに細菌の二次的感染が加わるとヒフの状態はさらに悪化してしまいます。しかし、最初に処置を誤って、ステロイド(副腎皮質ホルモン)系の薬を使うとその後、毛包虫症に効く殺虫剤をいくら使っても治らないという事になります。
微細なこのダニは、子犬のとき乳をまさぐる母親の体から移ったりします。ダニを移された子犬が、数ヶ月から何年も後になって、体力の衰えたときに発病するケースが多くみられます。いわゆる、時限爆弾のような皮膚病という事です。
犬の体力が落ちていたり、日頃の健康管理が悪くなっていることが多くみられます。シャンプーの石けんや洗剤が元になる場合もあります。シャンプーは汚れのひどいときだけ使い、普段はゴミやほこり、バイキンなどをとり除くために毎日濡れタオルで体をふいてあげてください。
ヒフ病になる原因として食生活管理にもあります。栄養バランスのいいドッグフードを、あまりブランドを代えずに与えるようにしてください。健康管理は薬に頼らず栄養バランスをしっかり考えた食事からです。

